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伝統の【うどん】【鬼ひも川】を群馬県館林市から全国にお届けいたします。

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2022/06/17

2022夏 五代目のうどん談義


(こちらは2022春夏カタログに掲載されたものです。)

五代目 橋田高明率いる
花山うどんの 今 をご紹介いたします

五代目橋田高明
五代目 橋田高明

- 今年も話題が尽きませんね

 苦境に立たされている飲食店が多いなか、逆転の発想でいま出来ることをやり遂げたいと思っています。昨年はひも川うどんに特化した伊香保石段店、年明けには日本橋店がオープンしました。

 また、この春には館林の本社事務所と工場が移転増設されることになりました。長年、温めていた計画をどんどんカタチにでき手応えを感じています。

 花山うどんの強みの一つは、麺づくりだけでなく飲食店のノウハウを持っていることです。お店の味を追求した冷凍うどんセットを全国の食卓にお届けし、おいしい笑顔が増えるよう願っています。

- ついに日本橋店がオープンしましたね

 今から127年前、乾物問屋で見習い修行をしていた初代が、全国各地から集まる麺に感銘を受け、日本一のうどんを作るという志を抱いたのが日本橋です。ご縁があり、花山うどんの原点でもある日本橋に出店できてとても嬉しく思っています。

 全国のうどんが集結し日本一を決める「うどん天下一決定戦」で三連覇を果たし、お客様やスタッフに支えられながら、この日を迎えることができました。

 とはいえ、日本橋店はゴールではなく、はじまりです。さらなる美味しさを探究して、お客様に常識を覆す感動と美味しさをお届けして参りますので、ご愛顧くださいますようお願い致します。

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日本橋店

- 新工場の進捗状況はいかがですか

 現在、新しい冷凍工場を建築中です。

 食の安心安全を確保するための取組みとして室内の温度管理システムを導入するなど、厳しい基準に適合した施設を設計しました。お店で提供している人気メニューを冷凍うどんとして再現したいと考えていますが、風味が損なわれるなど冷凍に不向きな食材もあります。つゆや麺の味は変えず、どのメニューが適しているか、一つひとつ検証しているところです。最新鋭の急速冷凍機と創業127年で培われた調理技術を駆使して、これが花山うどんの味だと誇れるような商品を全国のご家庭にお届けしていきます。

 また、今まで、新店舗など外に意識が働いていましたが、日頃から頑張ってくれているチーム花山のために何かできないかと考え、安心してくつろげるカフェ風の休憩スペースを設置することにしました。店舗作りの経験を活かしながら、感染対策に配慮した空間作りを心がけています。

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新工場完成イメージ
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休憩スペースイメージ

花山うどんを支えるスタッフ達

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伊香保石段店 穂苅

すっかり伊香保の新名所になりました

伊香保石段店 調理担当
穂苅 靖彰

 昨年の4月にオープンした伊香保石段店で麺ゆでを担当しています。

 伊香保店はひも川うどん専門店です。古民家を改装した店舗は風情があって、街並みに溶け込んでいます。夕暮れにライトアップされた店舗は一際美しくて、惚れ惚れします。

 はじめて鬼ひも川を見た時にはびっくりしました。ひも川の特徴であるもちもちとした食感を引き出すためにはゆで方が大事です。麺ゆで職人としての力量が問われ、毎回真剣勝負です。

 おかげさまで行列ができるほどの人気店になって、誇らしい気持ちでいっぱいです。これからもしっかり麺・小麦を徹底的に勉強して更なる技術向上に努めて、お客様に上州の味をお届けしたいと思っています!

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日本橋店 中村

食いしん坊の私は鬼ひも川のとりこです

日本橋店 調理・サービス担当
中村 善乃

 調理や接客、会計やSNSでの情報発信などお店に関わる業務全般を担当しています。初代ゆかりの地である日本橋店のオープニングに携わることができて、とてもやりがいを感じています。

 どの店舗を訪れても新しい美味しさに出逢えるよう、花山うどんでは店舗ごとに独自のメニューを提供しています。日本橋店限定といえば、人と人とのご縁を繋ぐという七宝柄にちなんで7種類のつゆが楽しめる「七宝つゆ」と、小さな釜で炊き上げる「小釜めし」です。

 私がお勧めするつゆは鬼ひも川と相性抜群の胡麻つゆ。店内で艶やかに咲き誇るつつじの花の絵も必見ですよ。詳しくはSNSをチェックしてみてくださいね。