食材豆知識【酢】

梅雨が明け夏本番に突入していく中で、暑さで食欲が落ち、体調を崩されることがあるかもしれません。

そんな時は「酢」の力を活用して乗り切りましょう😃

 

◉酢の歴史

「酢」は人間が作った「最古の調味料」と言われています。
文献上では紀元前5000年頃（約7000年前！）のバビロニアに記録が残っているようです。
成り立ちとしては、蓄えていた果物が自然にアルコール発酵し、そこに菌が働いて、偶然お酢が誕生したと考えられています。

日本には 4～5世紀に中国から伝来、和泉の国（現在の大阪府南部）で造られるようになり、江戸時代にお酢の製法とお酢を使ったお料理が全国に広まったと言われています。

 

◉酢の効能、効果

お酢の主な効能としては、
①疲労回復　②食欲増進　③高血圧抑制効果　④カルシウムの吸収を助ける
⑤ダイエット効果　⑥腸内環境の改善　⑦美肌効果　⑧がん抑制　　などがよく挙げられます。

料理への効果としては、
①素材の色を鮮やかに仕上げる　②魚の臭みをとる　③脂っこさを抑える　④食品の日持ちをさせる
⑤食感を変える（小骨や肉をやわらかくする／野菜をシャキシャキにする）　

また、お塩やお醤油の代わりにお酢で味付けをすると、塩分の摂りすぎを抑えることができ、お料理のレパートリーも増やせます。
ツーンとした香りが苦手な方は、加熱してひと煮立ちさせたあと冷まして使うと、香りと酸味がやさしくなりますので、試してみてください。（香り成分は揮発し、その他の栄養成分は残ります。）

 

◉花山うどんで召し上がれる「酢」

本店お食事処では、夏限定メニュー『夏野菜と大判かき揚げのおろし冷かけ』のポン酢つゆと、一品料理の『麦豚のねぎおろし和え』で酢を使用しています。

どちらも夏に摂りたい栄養たっぷり＆さっぱり食べられるメニューです！

ぜひお召し上がりください😃