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2014/10/20
2012冬 五代目のうどん談義
(こちらは2012年冬カタログに掲載されたものです。)
昨日よりもおいしいうどんを目指して日夜奔走する
五代目 橋田高明が「花山うどんの今」を語ります。
ライバルは稲庭うどんと讃岐うどん 全国一のうどんを目指して
―昨年に続き、麺–1グランプリで入賞しましたね。
全国の麺グルメが集う麺–1は、館林のうどんを広める絶好のイベントです。プレッシャーはありましたが、カレー店を営む友人をはじめ各方面からの支援を得て、地元の食材を使ったカレーつけ釜玉うどんで勝負しました。結果は三位で胸を張りたいところですが、本音をいうと悔しいです。今後の課題は「冷と温」お好みの麺を手早く提供することです。次回は絶対に王者になりますので、応援をお願いします。
―五代目になってから攻めているという噂ですが。
意識したことはありません。お客様にご満足いただける商品やサービスを日々提供しなくてはならないのは、どの企業も同じです。違うのは思い入れでしょうか。私は幼い頃から祖父や父がうどんをこねる姿を目にしてきました。今では私もうどん作りに携わようになりました。先代の思いや技を受け継ぎ、さらにおいしくなるよう精進しながら作った自慢の商品なので、一人でも多くの方に味わっていただきたい。だから、麺–1も自然と力が入ります。ライバルは稲庭うどんと讃岐うどんです。全国のご当地麺が集うイベントでも、売り場でも一番を目指しています。
花山うどんを共に支える制作者たち
デザインと戦略でバックアップ
藤沢厚輔(株式会社ナイスガイ 代表取締役/アートディレクター)
ご当地麺が脚光を浴び、新ブランドが台頭する今、花山うどんのブランド力を高めるにはどうするべきか。自ら営業し、足りない部分を模索する五代目橋田専務のやる気と勢いには驚かされます。麺–1グランプリ連続入賞は努力の賜物です。僕は専務の発想を形にすれば、花山うどんはトップブランドになると確信し、デザイン面と戦略面でサポートしています。ものには作った人の人間性が現れます。五代目の思いが詰まっている花山うどんを一度味わってみてください。
軍師として現状打破と革新を推進
狩野晃一(株式会社 浅沼経営センター 認定登録医業経営コンサルタント)
今までの結果が現在です。変える気があるなら過去に遡るのもいいと考え、橋田専務の思い出のうどんを「漆黒」として商品化しました。麺–1グランプリでは三位でしたが、実力では間違いなくトップ。食べれば分かるという職人本位の時代は終焉を迎えました。いかに食べてもらえるかが勝負。そのためにはブランディングもデザインもアイコンも全てが重要です。花山うどんが日本を変える。五代目橋田高明が忘れられない感動をお約束します。
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