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伝統の【うどん】【鬼ひも川】を群馬県館林市から全国にお届けいたします。

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2014/10/20

2011冬 五代目のうどん談義


(こちらは2011年冬カタログに掲載されたものです。)

 

創業117年を迎える、花山うどんの五代目

橋田高明が現在の思いを語ります。

 

 

「美味しい!」その言葉を聞きたくて

 

五代目 橋田高明 製麺のようす

 

― 花山うどんは館林で最も古い歴史を持つ老舗ですよね

 

花山うどんは明治、大正、昭和、平成に渡り、うどんを作り続けてきましたが、職人としての一番の喜びはお客様に「美味しい」と言っていただくことに尽きます。家業を継ぐにあたって、全国の小麦を試したのですが、群馬県産の小麦の素晴らしさを再認識しました。花山うどんの原点はそこにあります。五代目として、先代から継承した古き良き伝統を守りつつ、お客様の舌にかなう時代に合った商品を開発していきたいと考えています

 

― 地元の小中学生たちが社会科見学に訪れているそうですが

 

子どもたちの好奇心には驚かされます。普段気づかない点を質問されることも多く、私たち自身も勉強させてもらっています。製麺は館林の伝統的な産業です。これから地元を担っていく若い世代に伝統技術を公開し、興味を持ってもらうことが、ひいては館林の文化の継承と産業の活性化につながると信じています。

 

― 伝統技術とはどんなものですか

 

良質の素材を使い、基本を忠実に守りながら作ることです。大量生産はもってのほか。一見簡単に思えるかもしれませんが、生産効率重視の「美味しい!」その言葉を聞きたくて世の中で117年前の工程を実践するのは大変なことです。でも、人間と同様にうどんは生き物です。ストレスを与えず、ゆっくり丁寧に伸ばし、じっくり乾燥させることで、期待に応え、美味しいうどんになるのです。

 

― 最後にひと言お願いします

 

「昨日よりもうまいうどん」を目指して精進していきます。今後の花山うどんにご期待下さい。

 

御礼!麺-1グランプリin館林 準グランプリ受賞

 

2011年秋、日本全国から集結した麺グルメ57店舗が一堂に会し、No.1を決める「麺-1グランプリin館林」において、当店が準グランプリを受賞致しました。栄誉ある賞をいただきましたのも、117年間に渡って皆様からご支援いただいた賜物です。今後も精進を重ね、ご期待に背くことのない美味しいうどんをお届けしてまいりますので、変わらぬご愛顧のほどお願い致します。

 

表彰式後の集合写真