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伝統の【うどん】【鬼ひも川】を群馬県館林市から全国にお届けいたします。

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2015/10/13

館林市立第一小学校の工場見学


web担当小菅です。本日は館林市立第一小学校5年生の生徒さんが足次工場に見学に来ました。

粉場から製麺、乾燥、切込み、出荷までの製造工程を一通り見た後は、質問タイムです。直球の質問に五代目がタジタジになる一幕もありました。

見学コースで気になった場所をじっくりと見る生徒さん、質問タイムとは別に質問を投げかけてくれる生徒さん、など、皆さん熱心に見て学んでいました。

 

20151013工場見学 (2)s

 

皆さんからの質問と、五代目の回答の一部をご紹介いたします。

 

◆うどんを作るときに大変なことは何ですか?

夏は暑くて、冬は寒い。一年中同じ天気ではないので、作り方を調整しないといけないのが大変です。

 

◆花山うどんで働いている人はどのくらいいますか?何時から何時まで働いていますか?

工場に20人、駅前のお店に10人、合わせて30人くらいです。

いつもは朝の8時から、夕方の5時か6時くらいまで働きます。忙しい時は遅くまで作ることもあります。

 

◆花山うどんを売っているお店は何か所ありますか?

花山うどんの人が働いているお店(直営店)は館林駅前の1軒だけです。

花山うどんを売ってくれているお店は50軒くらいです。東京のほうにもありますよ。

 

◆なぜ花山うどんという名前なのですか?

つつじがきれいなところ、知っていますか?(つつじが岡公園、花山公園という回答)

そう、「つつじが岡公園」ですよね。つつじが岡公園は「花山公園」とも呼ばれていて、ここのツツジみたいに館林を代表する名物になれるようにと考えてつけました。

 

◆花山うどんは何年やっていますか?

120年前の、明治27年からあります。

 

◆花山うどんの会社ができた理由は何ですか?

初代が若いころ東京の日本橋で働いていました。当時の日本橋は日本中のものが集まる場所です。

そこで日本中のおいしいうどんを食べた初代が、もっとおいしいうどんを作りたいなーと考えて、おいしいうどんを作れる場所を探して、館林でうどん屋を始めました。

 

◆一代目や二代目の名前を教えてください。

初代は金三郎(きんざぶろう)、二代目は藤吉(とうきち)、三代目は正雄(まさお)、四代目は三造(さんぞう)、五代目は高明(たかあき)です。

 

◆途切れそうになったことはありますか?六代目はいますか?

がんばって途切れずに続けています。六代目はまだ決まっていません。

 

◆麺-1グランプリではどうしてパスタを出したのですか?麺-1のパスタはうどんと同じ粉ですか?

きょねんもおととしも「鬼ひも川」を食べてもらったので、今年は皆さんが驚くようなことをやりたかった。まさかの優勝で、私たちが驚いています!

麺に使っている粉は、パスタ用の小麦粉とうどん用の小麦粉を混ぜたものです。

 

◆花山うどんが使っている小麦粉はどんな小麦粉ですか?

使っている小麦粉の90%は国産です。そのほとんどが群馬県産で、次に北海道産です。

 

◆麺は何種類くらい作っていますか?

「そうめん」、「ひやむぎ」、「うどん」、断面が丸い「まるめん」、幅の広いひらめんの「ひもかわ」「きしめん」「おにひもかわ」、それと「そば」の8種類です。

 

◆うどんの全国大会(うどん天下一決定戦)ではどのうどん屋さんが強かったですか?

岡山県倉敷市の「ぶっかけふるいち」さんがとても強かったです。1年目も2年目も今年も大接戦でした。

 

◆美味しく作るかくし味などはありますか?

材料は小麦粉と塩と水だけで、それ以外のかくし味はありません。昔からの基本に忠実に、ゆっくりと丁寧に作ると美味しくなります。

 

◆うどんがいちばん売れる時期はいつですか?

皆さんがうどんを食べたくなるのはどんな季節ですか?(夏、暑い時、冬、寒い時などの回答)

夏と答えた人が多かったですね。暑い時にさっぱりとしたうどんやひやむぎやそうめんを食べたいなと思う人が多いので、夏が一番売れます。

冬と答えた人も正解です。寒い時にはあたかいうどんを食べたいと思うので、冬が二番目に売れる季節です。