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2015/07/24
たぬきのバーチャル工場見学 乾麺編2
~ 前回のあらすじ ~ 花山うどんの足次工場にやって来たたぬきは
「うどんが小麦と塩と水から作られていること」「群馬県館林市がうどん作りにぴったりの場所なこと」
「花山うどんが120年前からうどんを作っていること」を教えてもらいました。
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たぬき:大きなぐるぐる!これはなんですか?
須藤さん:平らに伸ばしたうどんの生地(きじ)を丸めて、熟成させているところですよ。
たぬき:じゅくせい?
須藤さん:混ぜられて、水をかけられて、こねられて、伸ばされて、、、忙しく形が変わったから、生地はびっくりして疲れるでしょう?
疲れた生地をのんびり休憩させているところです。ゆっくり休むとおいしくなるのです。
たぬき:「寝る子は育つ」ですね。
須藤さん:しっかり熟成したら薄く伸ばしていきます。厚みを半分に、更に半分に、半分の半分に、とやさしく少しずつ薄くします。薄くなったら細く切って、乾燥室に移します。
たぬき:こんなに長いうどん、初めて見ました!
須藤さん:乾燥室にはこの長いうどんがたくさんありますよ。
たぬき:ところでどうして手袋が青いんですか?青色が好きなんですか?
須藤さん:万が一、手袋が破けてうどんに混ざってしまったとしたら、手袋が白や透明だと気づかないかもしれない。色がついていたら「おかしいぞ」と気が付きますよね。だから青色です。
たぬき:なるほど!万が一に備えたくふうなんですね。
須藤さん:機械の手入れに使う油も、機械用の油ではなく、皆さんのお家で料理に使うサラダ油です。材料の点検、機械の点検、服装や持ち物の点検も、皆で何回も確認して記録します。おいしく食べてもらうのはもちろん、安心して食べてもらいたいですから、そのために万全を期していますよ。
工場のスタッフはお客様と直接会うことはありませんが、常にお客様を意識して仕事をしています。
たぬき:勤続30年の大ベテラン、工場長の須藤さんでしたー。
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